まだ見ぬ依頼者様へ
withコロナ
これは、未来の依頼者さまへ向けたクリエイターからのラブレターです。
こんにちは。 寒い日々が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
風邪などひかれていませんか?
もしくは、すでにコロナにかかってしまい、世間の目などに苦しまれていらっしゃるのでしょうか? だとしたら、とても辛い日々をお過ごしのことと思います。
人の恐怖というものは見えない魔物のようにあっという間に人を蝕んでしまうもの。
そんな恐怖に支配されている人は目隠しをされたまま武器を振り回しているような状態なのでしょう。武器の先に悪はなく、真実もない。支配される人も怖いでしょうけれど、その武器に当たった人はもっと怖いですよね。
もしかしたら、あなたにたまたま当たってしまったかもしれませんが、それはあなたに責任があるわけではないということをどうか忘れないで。
もし今、誰かの心ない言葉に傷ついているようなら、どうか自分自身を一番に労ってあげてくださいね。優しい時間をたくさん自分にあげてください。
2021年もコロナウィルスの猛威はなかなかおさまらず、色々な変化を私たちは余儀なくされていますね。
必要と分かっていても変化するというのは大海原にボートで漕ぎ出していくようなもの。怖くて当たり前です。ですから、怖がる自分をどうか責めたり恥じたりもなさいませんよう。

そして、こんな変化の時こそ、私たちクリエイターは実はあなたに頼って欲しいとも思っています。
アーティストは自分自身を表現したいものですが、クリエイターはあなたの想像を形にすることが仕事です。
一番嬉しいのは、依頼者さまが「こんなデザインが欲しかった!」と言ってくれるその一言。
依頼者様の実現したいものに寄り添って、時にはデザインで、サイトで、動画で、そのクリエイターに打てるあらゆる手を打って実現をお手伝いする。
あなたの一番の応援団になること。あなたの夢の実現のお手伝いをすること。
それが私たちクリエイターなのです。
もちろん、お仕事なのでそこに対価はどうしても発生してしまいますが、それでももし、この状況下で変化が怖いと一人でその恐怖と戦っているのなら。
そしてIT化を進めていくことがあなたにとっての変化であるのなら。
私たちクリエイターを頼ることも是非選択肢の1つに入れてください。 そして、一緒に悩ませてください。
もちろん、クリエイターに依頼すれば全てが解決するような魔法のような展開が起きるわけではありません。
依頼後もきっとあーでもない、こーでもないと悩む日々は続きます。
時には情報発信のために文章を考える日々があったり、 いいデザインを作っていくために慣れないデザインに対し一緒に頭を捻ることもあるでしょう。
でも、ひとりじゃありません。 クリエイターも一緒になって、真剣に悩みますし、考えます。

クリエイティブを依頼することって、仲間ができること。
そんな風に考えてみてくれると嬉しいですし、怖い怖いと思いつつも、勇気を持って一歩を踏み出し、一緒に変化していけるようなそんなお客様に私たちも出会っていきたいです。
こんなこと言うとあれですけど、クリエイターも実は怖いんですよ。
IT業界は変化が激しい業界と言われます。 1年前に学んだことが1年後には何の価値もなくなっているようなこともこの業界は 珍しくなく、常に学ぶ必要性と変化に晒されながらクリエイターも生きています。
そして、今年、本来広告がたくさん打てるはずのイベントが軒並み中止になってしまったり、IT業界も実のところ結構な痛手を被っています。
だから、あなたが私たちを頼ってくれることは、もしかしたら助け合いになるかもしれません。誰かのために頑張る方が力が出せるのが私たちなので。
良かったら、みんなで乗り越えていきませんか?
私たちはここにいます。
日々、ヒィヒィ言いながらですけど戦ってます。
あなたと一緒にチームになって、助け合いながら、知恵を出し合って そこで素敵な化学反応が起こしていけたら。
そうなれたらとても嬉しい。
まだ見ぬ未来の依頼者様へ、ほんの一欠片でも届いてくれたら。 そう願っています。
そして今ご依頼下さっている依頼者様も、もし今一人で抱えて悩んでいることがあるのなら。
仕事なんだから、とあまり硬く考えずに思い切ってこれからの相談もして頂けると嬉しいです。
話すことは離すこと、とも言います。
皆で知恵を寄せ合うことでパッと道が開けることもたくさんある。むしろ、世の中がこんな状態だからこそそういうちょっとした繋がりがあなたも、もしかしたら私たちをも救うことだってきっとあるはずです。
そして、依頼するしないに関わらず、あなたの明日がどうか少しでも優しい日々になりますように。