うぱちゃんと学ぶ!世界イチわかりやすい ネットのおはなし vol,2 ドメインってなぁに?①
Webのおはなし
当記事は、現WEBデザイナーである筆者が日々クライアントさんと関わり合う中で ネットの世界について、我々とクライアントさんの間であまりにも 認識が違いすぎるという現実に絶望しつつ、けれどもそれを乗り越え、
「だったらワシが世界一わかりやすく解説してやるわぁぁぁ〜!」
と 謎の使命感に燃えてお送りするコーナーでございます。
昨今のネットがもうあまりにも意味が分からなくなってきてしまった方や 「ネットがわからないから丸投げじゃ〜え〜い」ってやろうとしている 未来のクライアント様などにも是非とも、参考にしていただけたら幸いです。
まるでお子様向け絵本でも読んでるかのようにネットがわかるコンテンツを発信して参ります。
とにかくわかりやすく!をモットーにするが故に、逆に専門家から見たとき「え、それ厳密にいうと違うけど」っていうのも多分いっぱい出てきます。
あ、この人明らかに間違ったこと言ってる、に対するご指摘は非常に感謝ですが、 中にはわかった上で多少乱暴に例え話している部分もあるのでそこら辺は優しい目で見ていただけると嬉しいです。
ドメインについて

さて、ではいよいよドメインについてご説明していきましょう。
前回のおさらい兼ねて説明すると、当サイトのアドレスを使って説明するとドメイン部分は
この太字部分になります。
まず、ドメイン-domain-ですがこの言葉の意味は
weblio英和・和英辞典より引用
領地、領土、(知識・思想・活動などの)領域、分野、…界、(土地の)完全所有権
つまり、ドメイン=私の土地 ということですね!
・・・とここでドメインそのもののお話をする前にパソコンとネットワークについてちょっと説明しておきましょう!
ipアドレスについて
普段、あなたが何気なーく使っているパソコンやスマホ。もっと言えばテレビやゲーム機などなど。
インターネットに接続している機械さんは全てipアドレスという個別の番号をもっているのをご存知でしょうか?
最近は接続の仕組みも進化してきたので目にする機会が減りましたが、会社などで新しいパソコンをあてがわれたりした時に設定の時に
130.94.122.197
こんなわけのわからない数字をシステム担当者なんかから「入れてくれ」と言われて意味不明なままとりあえず入れたこと、ありませんでしょうか?
で、さっきまで何をしても接続できなかったプリンタとかがこれを入れた途端に接続できて「おー」とか思った経験ありませんでしょうか?
これがipアドレスというものです。
パソコンは製造された段階ではネットに接続できる機能を持ってるただの箱です。その時点ではipアドレスは割り当てられておりません。
ところが、この箱を誰かが購入してインターネットに接続して「通信スタート!」となった瞬間、その機械さんには必ずipアドレスが割り当てられています。
ところでそもそもこのipアドレスってなんで必要なんでしょう?
皆さんがインターネットを使った時、何気なくブラウザを立ち上げて、検索窓になんとなく文字を入れてると思います。
例えば、あなたの家の風呂が壊れました。そこで近所の銭湯を調べようとしたとします。
この時、パソコンさんは一体何をしているかというと。
おーい、近所の銭湯の情報が欲しいんだけどー!!
はいよー!全部で53000件の情報があるけど、これどこに届けたらいいん?
うちipXXXXXXXXにあるからさ。ここに届けてよ
はいよ〜〜
こんな感じでネットさんはあなたのその見ているパソコンに向けて情報をえっさほいさと配達してくれているんですね〜。
つまり、ipアドレスとは住所みたいなもの。
ただ、パソコンさんは私たちとが使う言語が違います。パソコンさんが理解できる言語に直された住所、それがipアドレス、というわけです。
で、このipアドレス、必要なのはわかったけどそれが一体どうドメインと絡んでくるのか?という疑問が今度は出てくると思います。
皆さん、パソコンで検索しててたまーに「DNSエラー」って出てイライラしたことありませんか?
たまにしか出ないけど一度出るとなかなか改善しないこのDNSエラー。
これが実はipアドレスとドメインに深ーい関わりがあります。
普段私たち、検索するときにipアドレスなんて使いませんよね?
サイトを検索する時だって、
こんなURLを直接打ち込むことはあってもipアドレスなんてよほどのことがない限り打ち込まない。
なんでそれができるかというと、このDNSさんが実は間に入って問い合わせてくれているから!なんです。
そんな有難いDNSさん。正式名称は
Domain Name System
と言います。
ここで登場しました、ドメイン!
ざっくり言うと、ドメインとipアドレスに紐付けを行なってくれているサーバーさんです。この人がいるから皆さんはドメインを打ち込むだけでそのサイトにアクセスできたりしているんです。
まさに縁の下の力持ち。今日からネット使うときは「いつも働いてくれてありがとう」と手を合わせてから使いましょう(嘘)
この人、役割としては大昔の電話交換機さんみたいなことをしてくれてます。
ここで我々がドメインを打ち込みます。
例えば
「Https://ritzy-international.com」
と打ち込んだとすると、DNSサーバーさんは
「Https://ritzy-international.com」のipアドレスを問い合わせます。
Https://ritzy-international.comを開きたいんだが
わかった。そいつはえーと・・・お、OK。ipアドレスがXXX.XX.XXX.XXXだな。よし、繋いだぞー
ありがとー、ちゃんと繋がったー
こんな感じでちゃんとやりとりしてくれているわけなんです。
つまり、たまに出てくるDNSエラーというのは
お前のその名前、紐付けされてないっぽい。どこに繋いだらいいかわらかん
ということです。シクシクシク。
ちなみにこのエラーは本当に紐付けされてない訳ではなく、 パソコンさん本体がうまくネットに繋がっておらず、そもそもDNSサーバーさんに電話がかかってないという場合がほとんどですのでどうぞご安心ください。
ドメイン本体は次回!
いやー。やっぱりひとつひとつ説明すると時間がかかりますね。
筆者もお勉強し直したりしつつ、書いていて想像以上に脳みそを使う連載のため 更新が遅いのはどうぞ温かい目で見守っていただけると嬉しいです。
さて、今回はドメインとipアドレスについて説明させて頂いたので、次回はそれを踏まえた上で いよいよドメイン本体について説明して参りましょう!